小春

大学を卒業してから早くも10年が過ぎたその日は当時の仲間と集まって飲み会をした。 その仲間とは、太郎と信二である。秋田駅前の飲み屋で集まった。太郎も信二も太っていて 神待ちの仲間入りを果たしていた。 飲み屋に入った後の会話は、大学生のときのみなの憧れの マドンナ小春のことである。その話の中で私は思いもかけない事実を知った。小春なんと 援助交際をしていたらしいのである。本当にか、ああ本当だ。お前は小春のことを好いていたようだったから 黙っていたけど、よくホテル外で見つけたぜ。私は衝撃を受けた。逆援助が・・・。 私は呆然とした後体中に獣のような情欲が満ちてきた。きれいな小春とは最も遠い行為 その落差の激しさ・・・私は頭の中で小春が中年男に抱かれているシーンを想像した。 髪の薄くなった長い間整髪にいってない頭、そして脂ぎった顔、垂れ下がった無様な腹部 その男が小春の乳首をなめ、キスをする。はじめの内は嫌悪感で一杯だった小春も快感を感じて あっ、と喘ぎ声を上げる。その声にますます興奮した男は小春を後ろから突き上げる。あたりには 腐った鯖のような生臭いにおいが立ち込める。男の動きが止まり体が痙攣する。白い液体が放出される。 私は我にかえった。わたしのものはいきり立っていた。

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